金沢居酒屋探訪 ”赤城”
行きつけの店がある。
金沢の繁華街には平屋造りで軒をならべた小さな一角があり、それは
「新天地」と呼ばれている場所にある。
新天地には個性的なお店がならんでおり、
それぞれ店主自慢の料理や趣向を凝らした内装などで楽しませてくれる。
そんな中で私が決まって足を運んでいるのが、
新天地入口に近く、地元で採れた山菜や川魚をだしてくれる居酒屋「赤城」。
店主は口数は少ないが、話しかけると時折人懐っこそうな笑顔でこたえてくれる。
店内には40cmを超えるイワナの魚拓が誇らしげに飾られている。
7席で満席になる狭い店内は、たまたま居合わせた客と話が盛り上がることもまた酒の肴だ。
この日は、店主の出身地である岡山から店主を訪ねてきたという客と話がはずんだ。
ロック用と水割りの2つの焼酎瓶が置かれており、何杯呑んだかは自己申告制のセルフサービス。
石川県津幡町特産のまこも、自然薯の刺身、お造り、のどぐろの焼魚とおいしい
料理が運ばれ、いつしか夜も更けていった。
次に向かったのは、新天地奥に静かにたたずむバー「LAST WALTZ」。
店内に入るとストラトのエレキギターがすぐ目の前に置かれている。
洋楽ロック好きな店主なので、ロック好きな人が自然と集まるお店だ。
店主がいう。「自宅にいるより、店にいる方が落ち着くんですよ。趣味のお店ですから」
とても孫3人がいると思えない長髪の店主の笑顔が印象的だ。
1994年ウッドストック、エアロスミスLIVEのDVDが流れている店内をあとにしたときには、
心地よい疲労感とともに日付はとっくに変わっていた。
[DATA] 山菜季節料理 赤城
・金沢市片町2-3-27 TEL076-263-7897
・営業時間/17:00~23:00
・休み/日曜・祝日
お〜!美味しそうですね^^
今度遊びに行く時は行ってみます♪