生音で再現!abc金澤店
某店で知り合ったTさんからあるオーディオ店を紹介され、
早速いってみることにしました。
場所は尾崎神社から近いコンクリート製の2階建ビルにそれはありました。
1階には、創業18年になるという”Jazz ダイニングバー 穆然(ぼくねん)”
が、静かにお客を待っています。
2階にあがると、誇らしげに”JBL”の表札が掲げられてありました。
「ピュアオーディオ ヴィンテージ専門店 abc 金澤」
どうも、1,2階は同じ系列で経営しているようです。
うなぎの寝床のような店内に入ると、
大量のLP盤とアナログオーディオが目に飛び込んできました。
奥の方から体格のいい店主がふらっとあらわれ、いいました。
「うちは、アナログプレーヤー類とLP盤をメインに扱っています。
元々アナログのものを、デジタルで鳴らすと音はきれいだが、深みが
ない気がするのです。」
店主は続けていう。
「もしデジタルで鳴らすのでしたら、i-mac(10万円程度)をお薦めします。」
CDの音を気持ちよく聴く程度なら、100万円のCDプレーヤーと比べても
遜色はないといいます。
真空管のアンプやJBLのスピーカーなどが並べられた店内。
開店から5年という店主の音質への追求は、半端ではないことを
感じずにはいられませんでした。
ちなみに、店内はi-macの音を電波で飛ばして、真空管のアンプを通し、
JBLのスピーカーから流していました。
金沢という古い街とアナログ店は妙に似合うなと思いましたね。