荒井由実の魅力
個人的には荒井ユーミンさんのやさしく控えめな
歌声と曲は、日本のAORの少なくとも5指に入る
シンガーだと思っていました。ところが、
松任谷になってからというもの、音楽的には一体どうしたというのでしょうか。
感情を大きく表にだすようになったり、
それに伴い、歌い方や歌声も、
それまでのバックのサウンドとの絶妙なバランスが崩れてしまった印象です。
(彼女にとって何か大切なものを得たこと)
→(何か大切なものを失ったこと=歌の魅力)
二面的な捉え方で考えればいいのかもしれません。
荒井由実。
少なくとも、ユーミンさんの曲で「また聴きたい」と思えるものは、
残念ながら、荒井姓のものだけです。
このことは、うまくは表現できませんが、リアルタイムのAORリスナーに限らず、
そうでない人も感じるものではないでしょうか。