ゴルゴ13 「未来への遺産」での超絶狙撃シーン

[物語]

アメリカでは死亡した人間を医学の進んだ未来において再生すべく、

死体を長期冷凍保存するという命を売るビジネスが定着しつつある。

永遠の生を願う多くの人々が未来での復活を信じ、再生の保証のない死後の冷凍保存を予約している。

ただ、冷凍される権利は認められても、冷凍される人間が財産を第二の人生へ持っていく権利は認められていない。

そこで、冷凍保存会社は冷凍される人間の資産をいつか復活する日まで預かるという。

[登場する関係会社、人物]

・ケインズ氏が頭取を務めるセントラル・バンク・オブ・ビジネス社と冷凍保存会社トランジスター社

・トランジスター社の筆頭株主はアン・ケルスナー。

・アンケルスナーの母親はケインズ氏の血縁で、F.ケインズ事業社長マイケル・ケルスナーの娘。

・億万長者のシドニー・バーツ・グループ会長シドニーは手遅れの肺ガンで余命がわずか。61歳で死亡。

・シドニー・バーツ・グループの後継であるマシューズ氏はケインズ氏にシドニーの資産が奪われる事を危惧。

・マシューズ氏は、シドニー会長の資産総額7億5千万ドルがケインズに搾取される計画を独自につきとめた。

・シドニーの遺言。死亡したシドニー会長の遺体の冷凍保存処置が終了した時点で、シドニー会長の資産が

ケインズに引き渡される。

・冷凍保存に反対するマシューズはゴルゴ13にこう依頼する。シドニー会長が死亡したら、再生のありえないケインズの

冷凍カプセルではなく地中の墓にいれ、シドニーの魂を救ってくれと。

[狙撃の状況]

・冷凍カプセル内のシドニー会長の遺体はビジネスジェット旅客機でサンフランシスコへ向け飛行移動中でのこと。

・カプセル内は液体窒素が注入されており、マイナス196度と超低温状態。

・ゴルゴ13はどこからともなくジェット戦闘機であらわれ、旅客機の右翼数十メートルの位置につける。

1回目の狙撃。ゴルゴ13は戦闘機を操縦しながら、飛行中の旅客機内の冷凍カプセルのバルブを狙撃し破壊した。

・ゴルゴ13による1回目の狙撃によって旅客機内から液体窒素が漏れ、機内人員が凍死しないためにとった措置として、

液体窒素が漏れでたバルブ側を非常口を開けて外に向けた。

2回目の狙撃。その瞬間を待ってましたとばかりに、今度はゴルゴ13は直径1インチのパイプ穴を狙撃し、冷凍カプセル内の

シドニー会長の死体の脳から延髄、せき髄にかけ破壊した。

・シドニー会長は再生不可能となり、会長の資産はケインズに引き渡されることはなかった。

ゴルゴ13の狙撃に不可能はないようだ。

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